ダー!ブカレスト 2 [旅行]
Tineretului駅にて。
朝早くの到着なので人もまばら。
キョロキョロしてると”Security”の服を着たおじちゃんが指をさしてチケット売り場を教えてくれた。
↑このおじちゃんが問題だった
料金表の1日券を指さして「これ2枚」とジェスチャー付きでお願いして10レイを出す。
1日券は1枚4レイ(約152円)なので8レイ・・・2レイのお釣のハズが。
何やら大目にお金を返され、おじちゃんがその券をがっしり握り
「こっちへ来い」と改札(すぐ横)に手招き。
「ヌーヌー」(ルーマニア語のNo!)と言ってるにも関わらず
「いいからこっちへ来い」と手招き。
さっさと改札に券を通して「ここを通れ」
もう1回通して「オマエも通れ」
違う!と言いながらも通ってしまう自分。
券は返されたけど、裏を見たら「ゼロ」になってるぅ。
ルーマニアの地下鉄は1回券がなく、2回券から。
2回券2.2レイ(約84円)、これで2人が1回ずつ(改札出なければ乗換も可能)地下鉄に乗れるのだ。
左が1日券、右が問題の2回券。
裏に改札した日時と駅名が印字されるようになってる。
超うれしそうに「案内してやったぜ」顔のおじちゃんは
親切心でやってくれたんだと思う。
でも、違うから
内側からチケット売り場(改札)の人に訴えると
2人いたうちの1人が「英語話せる?」と聞いてきた。
なんだよー、話せるなら最初からそう言ってくれよぉ
もう改札してしまった2回券は返金してもらえないけどあらためて1日券を買う。
英語で「1日券2枚ちょーだい」
と、駅員は1日券を1枚しかくれない。
「だから1日券2枚ちょーだいって言ってるじゃないのっ」
いい加減、堪忍袋の尾が切れてくる。
駅員は、英語がちゃんとしゃべれるわけではなかったらしい
でも1日券2枚くらいわかってくれよぉ
っていうか、あきらかに2人連れの客なのにどーして1枚だけ買うんだ?
何度も同じことを繰り返しイライラさせられながら、何とか1日券2枚購入。
地下鉄に乗るだけで
どんだけエネルギー使わせるんだ、この国は??
気を取り直して、2駅向こうのIzvor駅まで行きホテルに荷物を預けた。
今回泊まったホテルは『国民の館』から歩いて行ける場所。
『国民の館』は、その名前からいかにも国民のための場所のように感じるけど
実際はチャウシェスクが私欲のために贅の限りを尽くして建てようとしていた館。
5年かけて(24時間体制の建設工事だったらしい)70%を完成させたけど
チャウシェスクは完成を見ずに処刑された。
現在は政党オフィスや会議、コンサートなどに使われているらしい。
翌日、マラソン大会が行われてて、
そのスポンサーのTOYOTAバナーがしっかり主張中。
裏側
表も裏もたいして変わんないな
ガイドツアーに参加することもできる。
1人15レイ(約570円)、毎日10:00~16:00。
ただし、注意が必要なのは個人では受け付けてくれないこと。
当日行って、お好みの言語ガイドツアーがあり人数に余裕があれば入れてくれる。
私たちは当日OPEN1時間以内に行ったにも関わらず、
「今日はもう英語ツアーがないから明日の朝9時に電話してくれ」と
明日の予定ならもう決まってんじゃないの??
せっかく現場に来てんだから予約させてよぅ。
元共産圏はこれだからヤになっちゃう
翌日9時は電話がつながらない・・・混みあってるのだ。
それでも何とか12:15~の英語ツアーに参加できた。
両日とも、私たちと同じようにツアーに入れてもらえず門前払いの人がたくさんいた。
何とかしようとする気はさらさらなさそう
ガイドツアー。
まずガイドさんの高飛車な態度に驚き。
以前ウィーンのオペラ座ツアーに参加した時は
ガイドさんが皆を楽しませようとジョークを言ったり笑顔で和ませたりしてくれてたけど
ここは「ガイドやってあげてんのよ、ふんっ」系。
ニコリともせず腕を組んで仁王立ちのお姉サマが案内してくれた。
最初に案内された部屋で客の1人が「部屋の端まで行ってみていい?」と聞いたら
「あなたは私についてこなければなりません」とだけ。
まぁ別にその位置から見えないわけじゃないからどーしてもってことはないだろーけど
そんな、5mやそこら行ってもいいのでは??
「ギャラリー」と称される部屋にはチャウシェスクお気に入りの画家の絵などが飾られてたけど
電気付いてましぇん
館が大きすぎて、全ての部屋で電気を使うことができないのです。
無計画・・・エコですね~
せめてガイドツアーする場所くらい、しかも絵を見せるトコくらいは。。。ねぇ。
でもまぁ、それもそのはず。
この『国民の館』にはなんと3107部屋もあるそーな
もちろん高飛車ガイド姉さんにはそれ全部見せてまわる時間も見せる気もないだろうけど
トータル10部屋くらい+ベランダを見せてもらった。
私が気に入ったのはピンクの大理石の部屋。
ここは誰でも会議室として借りることができるらしい。
暗くてわかりましぇんね。
ついでに夜の館。
館内の大理石やシャンデリアのガラス、絨毯などは全部ルーマニア国内各地から集められたそう。
チャウシェスクがゼイタクをすればするほど、国民は飢餓に陥る仕掛けだったのだ。
朝早くの到着なので人もまばら。
キョロキョロしてると”Security”の服を着たおじちゃんが指をさしてチケット売り場を教えてくれた。
↑このおじちゃんが問題だった
料金表の1日券を指さして「これ2枚」とジェスチャー付きでお願いして10レイを出す。
1日券は1枚4レイ(約152円)なので8レイ・・・2レイのお釣のハズが。
何やら大目にお金を返され、おじちゃんがその券をがっしり握り
「こっちへ来い」と改札(すぐ横)に手招き。
「ヌーヌー」(ルーマニア語のNo!)と言ってるにも関わらず
「いいからこっちへ来い」と手招き。
さっさと改札に券を通して「ここを通れ」
もう1回通して「オマエも通れ」
違う!と言いながらも通ってしまう自分。
券は返されたけど、裏を見たら「ゼロ」になってるぅ。
ルーマニアの地下鉄は1回券がなく、2回券から。
2回券2.2レイ(約84円)、これで2人が1回ずつ(改札出なければ乗換も可能)地下鉄に乗れるのだ。
左が1日券、右が問題の2回券。
裏に改札した日時と駅名が印字されるようになってる。
超うれしそうに「案内してやったぜ」顔のおじちゃんは
親切心でやってくれたんだと思う。
でも、違うから
内側からチケット売り場(改札)の人に訴えると
2人いたうちの1人が「英語話せる?」と聞いてきた。
なんだよー、話せるなら最初からそう言ってくれよぉ
もう改札してしまった2回券は返金してもらえないけどあらためて1日券を買う。
英語で「1日券2枚ちょーだい」
と、駅員は1日券を1枚しかくれない。
「だから1日券2枚ちょーだいって言ってるじゃないのっ」
いい加減、堪忍袋の尾が切れてくる。
駅員は、英語がちゃんとしゃべれるわけではなかったらしい
でも1日券2枚くらいわかってくれよぉ
っていうか、あきらかに2人連れの客なのにどーして1枚だけ買うんだ?
何度も同じことを繰り返しイライラさせられながら、何とか1日券2枚購入。
地下鉄に乗るだけで
どんだけエネルギー使わせるんだ、この国は??
気を取り直して、2駅向こうのIzvor駅まで行きホテルに荷物を預けた。
今回泊まったホテルは『国民の館』から歩いて行ける場所。
『国民の館』は、その名前からいかにも国民のための場所のように感じるけど
実際はチャウシェスクが私欲のために贅の限りを尽くして建てようとしていた館。
5年かけて(24時間体制の建設工事だったらしい)70%を完成させたけど
チャウシェスクは完成を見ずに処刑された。
現在は政党オフィスや会議、コンサートなどに使われているらしい。
翌日、マラソン大会が行われてて、
そのスポンサーのTOYOTAバナーがしっかり主張中。
裏側
表も裏もたいして変わんないな
ガイドツアーに参加することもできる。
1人15レイ(約570円)、毎日10:00~16:00。
ただし、注意が必要なのは個人では受け付けてくれないこと。
当日行って、お好みの言語ガイドツアーがあり人数に余裕があれば入れてくれる。
私たちは当日OPEN1時間以内に行ったにも関わらず、
「今日はもう英語ツアーがないから明日の朝9時に電話してくれ」と
明日の予定ならもう決まってんじゃないの??
せっかく現場に来てんだから予約させてよぅ。
元共産圏はこれだからヤになっちゃう
翌日9時は電話がつながらない・・・混みあってるのだ。
それでも何とか12:15~の英語ツアーに参加できた。
両日とも、私たちと同じようにツアーに入れてもらえず門前払いの人がたくさんいた。
何とかしようとする気はさらさらなさそう
ガイドツアー。
まずガイドさんの高飛車な態度に驚き。
以前ウィーンのオペラ座ツアーに参加した時は
ガイドさんが皆を楽しませようとジョークを言ったり笑顔で和ませたりしてくれてたけど
ここは「ガイドやってあげてんのよ、ふんっ」系。
ニコリともせず腕を組んで仁王立ちのお姉サマが案内してくれた。
最初に案内された部屋で客の1人が「部屋の端まで行ってみていい?」と聞いたら
「あなたは私についてこなければなりません」とだけ。
まぁ別にその位置から見えないわけじゃないからどーしてもってことはないだろーけど
そんな、5mやそこら行ってもいいのでは??
「ギャラリー」と称される部屋にはチャウシェスクお気に入りの画家の絵などが飾られてたけど
電気付いてましぇん
館が大きすぎて、全ての部屋で電気を使うことができないのです。
せめてガイドツアーする場所くらい、しかも絵を見せるトコくらいは。。。ねぇ。
でもまぁ、それもそのはず。
この『国民の館』にはなんと3107部屋もあるそーな
もちろん高飛車ガイド姉さんにはそれ全部見せてまわる時間も見せる気もないだろうけど
トータル10部屋くらい+ベランダを見せてもらった。
私が気に入ったのはピンクの大理石の部屋。
ここは誰でも会議室として借りることができるらしい。
暗くてわかりましぇんね。
ついでに夜の館。
館内の大理石やシャンデリアのガラス、絨毯などは全部ルーマニア国内各地から集められたそう。
チャウシェスクがゼイタクをすればするほど、国民は飢餓に陥る仕掛けだったのだ。
2008-10-11 14:44
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コメント(2)
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色々災難でしたね、僕が国民の館に7月に行った時のガイドさんは愛想がよく熱心な、学校出たばかり位のかわいいお嬢さんでした。質問コーナーで「年に何人迷子になるのか」「007は出没したのか」とか、ジョークも飛び交って楽しいガイドでした。土曜日でしたけど、朝9時に行ってすぐの英語ガイドに入れました。
by yoshi (2008-10-16 19:46)
<yoshiサマ>
あらら、楽しいガイドさんもいるんですね!
熱心にガイドしてもらえると、こちらの見る姿勢も変わってきますよね。
運が悪かったか、日ごろの行いが悪いのか・・・
すぐに参加できたのもうらやましいです(>_<)
by カシミリアンクイーン (2008-10-17 01:01)